赤穂市民病院の指定管理者への移行について市民説明会へ行ってきました

こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。

なんの写真かと思いますが11月末に行われた赤穂地区の防災訓練です。人が写っていたので下の方を切ったらこうなりました・・・暑いくらいのいい天気でした♪駅北自治会は朝九時に駅にあつまってから赤穂小学校へ移動です。

私も自治会役員してますから参加してきました。防災訓練といっても啓発みたいなものかなぁ、まぁいくら訓練していても、災害が起きたときの何があるかわからない状況に適切に対応しろといっても無理だろうから、訓練云々というよりこういうものに参加して近所の方とのコミュニケーションを取ることが大事なんだろうなぁと思いますね。

しかしまぁ他の地区は結構来られてましたが、我が自治会の参加者の少ないこと・・・

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赤穂市民病院の経営形態を指定管理者に

さて世間はもっぱら市民病院の説明会で持ち切りなのでこれについて。私は御崎地区と赤穂地区の説明会へ行ってきました。内容云々というより、本当に市民に分かってもらう気があるんだろうか・・・と思える説明会であったと感じました。

出合わした他の議員さんも同じようなことおっしゃってましたので、まぁ誰しもそう思うような内容だったんだろうと思います・・・まだ詳細が決まっていない状態の説明会なので指定後の具体的内容の説明もしようがありませんし、市民への説明なのになぜか専門用語連発の歯切れの悪い説明会だったので、これでは市民の方も方針しか伝わらず訳がわからない方がほとんどではと思います・・・

まだ指定管理者に移行することは決定じゃない

なにやら巷では、何かもう指定管理を行うことが決定しているようですが、指定管理をする方針が決定しただけで、まだ詳細も決まってないのに決定しているとは言えません。議会には指定管理の議案がいずれ提出されますが、その議案が可決することで移行が決定ですね。

議案に対しては、基本的には赤穂市の負担が厳しいので指定管理を行うわけですから、その点が改善するようなものでないとやる意味がないと私は思っていますので、そういう目線で向き合っていきたいですね。

あと言えば、説明会における皆さんの意見を聞いていると公立経営の信用力はすさまじいと思いましたが、命に向き合う姿は私立も公立も関係ないと思います。そもそも赤穂市では公立病院が維持できない状況っていうのが市民の多くに伝わってないことが根本的な問題だと思いますが、何年もほったらかしにした責任を誰も語らないんだから無理ないですよね・・・

市長の責任があるんじゃないか

市民説明会の前に議会への説明がありましたが、「指定管理をする前にまずはこれだけ引き延ばして市の財政を圧迫した市長の責任はどうか」のようなことを言いました。まるで物価高騰や人件費の高騰がすべての原因かのような資料を作成していることに腹立たしかったこともあります。

病院の赤字はコロナを除けば20年ほど連続赤字ですから市民病院の赤字は市長の責任ではありません。しかしいくら先延ばししても、いずれ現金が無くなるのは当たり前で、そうなれば必ず時の市長が決断をするしかないのです。その時の市長に自ら手を上げておいて決断をせずにほったらかしにしたのは明らかに現市長の責任ではないでしょうか。

とても優秀な経歴をお持ちの現市長ですから予算決算の分析などおちゃのこさいさいだろうし、市職員からの説明が無いなんてこれもありえませんから、市民病院の経営状況だけでなく、市の財政状況についても相当詳しく市議会の誰よりも理解していたはずなのにです。

あともちろん議会においても責任がないかといえばそうでもなく、散々指摘はしてきましたが、議案の否決や、市長不信任を提出するだけの強硬手段にでる度胸がなかったわけですから議会の責任も当然あると私は思います。
しかし市長は1人の意志で決定できますが、議会ではそういう方が過半数いないとどうにもならないのが議会運営の難しいところですね・・・

それにそもそも人に嫌われることは誰もしません・・・議会への説明会でも責任論に言及したのは数人だけですから、誰かやってくれるのを待つというのが現代人のスタンスなんだろうなぁ・・・

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この記事を書いた人

赤穂市議会議員( 1974生) 山野商店・不動産営業・行政書士となんでも屋さんです。
よくわからないながらにネットを駆使し情報発信と意見集約に励んでいます!!

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