
こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。
1年が早いですね、4月に選挙が終わってもう12月です。赤穂の12月といえば義士祭ですが、今年は日曜日開催ですので、沢山の観光客の方に来て欲しいですね。
私はいつも通り前日の準備があるのですが、ここ数年は何をしようかといつも悩みます。年々具材が減っているなか、今年はよりによって牡蠣までが厳しい状態・・・
いつも楽しみに来てくださっているので残念ですね
瀬戸内カキ大量死、沿岸部経済に影響広がる 広島県300億円損失も(日経新聞より)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC21AI00R21C25A1000000/
業界の方に聞くと、広島はもう来年の種付けしてるとかおっしゃってました。他の産地では今年の被害だけでなく、来年の種もあるかどうか微妙・・・なんてことらしく本当に大変です。
12月議会の議案の中身と日程
さて12月議会ですが、議案と言ってもまず人事院勧告強烈ですね。ここ数年若年層が対象のアップが中心でしたが、中堅にも配慮といえるもので今年はボーナスは0.05ヵ月アップですが、月給アップがすごいですね。
市民生活が厳しいなか国会議員も同じようにするのかとネットでは叩かれてましたがどうするのでしょう。身を切る改革を訴える維新が与党ですのですからね
政府、閣僚の上乗せ給与を廃止 国家公務員の給与は4年連続増(日経新聞より)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA110O60R11C25A1000000/
人事院勧告 2025
https://www.jinji.go.jp/content/000011723.pdf
赤穂市でも人勧に準じて市長などの特別職、議員も引き上げの条例が提出されておりますが、私は議員の引き上げに対しては反対しようと思います。
理由はいうまでもありませんが、市の財政が厳しいなか政治家である議会が何もしないわけにはいかないでしょう。使用料手数料の値上げ、市民サービスの見直しなどこれからも行われていくことでの市民への影響も大きいのではないでしょうか。
また地方の景況感は決していいとはいえないはずです、人勧なんて国会公務員を対象にしたものですから、田舎の状況なんて考慮されているはずがありません。人口減少時代、地方の内需相手の商売は厳しいですね。データによると年間倒産件数は物価高騰、人手不足など理由として今年も昨年に続き1万件を超えるようです。
結局市民病院も同じ理由が含んでいるでしょう・・・しかし公務員は商売に失敗しようが関係なく助けてくれますけど、民間はそうはいきません。本当に厳しい時代はこれからではないでしょうか。いくら給料が上がったところで高齢化によって年金生活者が多い日本では物価高騰に耐えられるとは思えません。しかもこれから氷河期世代の高齢化が待っているわけですからね
あと市長のボーナスアップですが、私がとやかくいうことでもありませんので、上げるというなら賛成しようと思います。市民病院の経営問題では、「今更なに言ってんですか」と議会の説明会で直接市長には発言しましたが、人件費の高騰に気づいていたらもっと早く改革できていたんじゃないかと思いますので、今年も賛成することで何年も続けて自身のボーナスが上がることになりますから、そろそろ人件費の高騰に気づいてくれるのではないでしょうか。
これで今後の歳出削減に寄与できるなら安いものです
あとの議案ですが、病院だけでなく下水道会計が厳しいですね。審議会の答申よりも下げて値上げしたんだから余裕があるはずだったんじゃないのでしょうか・・・
それと、使用料手数料審議会の答申により各種料金が値上げされる議案がでています。
令和7年度赤穂市使用料手数料等審議会の開催状況と会議録(赤穂市HPより)
https://www.city.ako.lg.jp/soumu/gyousei/siyouryoukaisaijyoukyou.html
いい話はないですね・・・
12月議会日程
11月25日 本会議
28日 本会議
12月 1日 民生生活委員会
2日 建設水道委員会
3日 総務文教委員会
10日 本会議
11日 本会議
