時代遅れの地区推薦と市議選

こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。

みなさん動きが見え始めてバタバタとしていますが、赤穂市議選まであと5か月ですね
選挙といえば、いつまで経っても何か答えが見えてこないのが地区推薦です。

まぁ田舎の市会議員は、名士であればそれだけで当選確実。地区推薦がもらえればほぼ確定でしょうか。私もどこに住んでいるかが一番大事であると思います。

更に言えば、そもそもそこに違和感を感じる方は皆無だろうし
地盤看板カバン、昔から政策なんて言葉はないのです・・・

 

さて地区推薦ですが、市会議員は地域である程度支援を受けて、要望活動など地域に育ててもらうものであると思いますけど、問題は締め付けですよね・・・

最近とある自治会において、組長に後援会のリーフレットを強制的に配付記載させる動きがあって「どうしよう・・・」とナゲキ節が聞こえてきます。今どきなぁ・・・と思うのですが、立候補予定者さんと取り巻きの意向でしょうか、そこの自治会の話なので私がどうこういうものでもないのですが、こういった方が市・・・

やめときましょう

 


ひとりひとりが考える街づくり、選挙で街が変わる。私が考えていることです。それには有権者の意識改革が前提ですから、「有権者に考えてもらうにはどうすればよいか」と常に思っています。

もっといい人でないかなぁという声もよく聞きますが出るはずありませんよね。人に求めるだけでは何も変わりません。正月明けに配るビラには、こうした思いを書こうとしたので、これらの内容にも偶然触れてました。

一応ビラの中身は、選挙の原則の中に投票の自由というものがあり、誰しも自身の判断で未来を託せる人に投票できる。というものなんですが、聞けば当たり前なんですけど、自ら放棄している方もいるし、締め付けでその権利を蹂躙していることにその自分がただ当選すればよいと考える方が及んでないことが残念です。そういった方が元・・・

やめときましょう・・・

 

自治会はそこに住んでいる者というくくりで構成されていますから、一様に同じ方向を向いているわけではありません。当然、様々な支援者を持つ方がいらっしゃいますからね、私も声かけはするだろうけど、強制力はもちろんありません。誰に投票しようが、どんな活動をしようが当然自由です。

自治会推薦については検索してみると様々な地域で結構古い記事から書かれています。そういう時代もあったのでどこの自治体でも話題になるのは当たり前であると思います。

 

自治会で規制を作っている所もあるようですね。とりあえず望ましくないけど違法ではない、これでは行政は理想論をかざすだけで規制が入ることもないからでしょう。

ネットで見つけた市民向け倫理条例を作っている所では、これが自治会推薦となじまない根拠となっています。部分的には赤穂市の議員向け倫理条例とほぼ同じ条文のようなのでこちらから抜粋します。

第1条 その受託者たる議員は、市民全体の奉仕者として人格と倫理の向上に努め、いやしくもその権限又は地位による影響力を不正に行使して自己又は特定の者の利益を図ることのないよう必要な措置を定める

自治会長は議員になれませんので、自治会長名で特定の候補者を推すことは望ましいとはいえないし、地域のしがらみ、住民の優しさにつけ込み「地位による影響力を不正に行使して自己又は特定の者の利益を図る」行為を平気で行わせしめるのは公職の候補者としていかがなものかと思います。

がしかし、こんな役所みたいなこと言ってるから私はダメなんでしょうね・・・
理想は所詮理想にすぎず、選挙は勝てばなんでもいいというのが現実ですから。

もどかしいですね・・・

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この記事を書いた人

赤穂市議会議員( 1974生) 山野商店・不動産営業・行政書士となんでも屋さんです。
よくわからないながらにネットを駆使し情報発信と意見集約に励んでいます!!

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