2025赤穂市議選:山野たかし なぜ何も質問しないのか?

こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。

引き続き選挙中の質問に答えていこうと思います。どうも世の意見では質問とは一般質問のみをさすようである。通告を出せば民報さんで取り上げてくれるから、それのみを見ている方がほとんどなんだろうと思います。

山野はまた質問してない・・・

よってこうなるのであろう。年間でいうと一般質問3回、代表質問1回の4回が議場でできる質問回数です。私的には一般質問3回中1回はしているし、代表質問はもちろんやってます。よって50%は質問していることになります。これが多いか少ないかは別として、むしろ私的にはみんな質問しすぎと思っています。

議員が行政へ質問する機会は、普段の所管、委員会、本議会とあるわけですが、これがそのまま質問のレベルとなるわけです。つまり本会議場で、普段の所管で言うような「道路の穴がどうした」とか言うのは当然違っています。私的に本会議場での質問となると、複数の所管をまたぐもの、間違ってる市の方針を質すもの、言質をとるもの、など自分のなかでは相当高度な質問をぶつける場だと思っています。

ゆえに、自分が思い描くこうした質問を毎回できるレベルに達してないことは間違いありません。

なぜ質問しすぎと感じるかは、このことから分かってもらえると思います。ある一般の人に、「なんで病院のこと聞かへんの?毎回ゆうたらええやん」と言われたこともありますが、毎回聞いても前回お答えした通りと言われて終わりです。「違う事聞けや」と言われると思いますが、誰も知らない委員会の質疑も含めると、一般の方が思いつくことは、ほぼ出尽くしてると思います。

回数だけが評価になる

最近の一般質問を聞いていて思う事は、内容が謎すぎることがあることです。課題を行政に聞いてその取組みを聞いたり、世間話みたいなやり取りをしたりとか・・・

そもそも我々がやってる質問とは、必ず自分が知ってることを行政に質問しなければなりません。自分で課題を把握し、市の取組を把握し、それでおかしいと感じるから質問するのではないでしょうか。当然知らないことを聞いても「ふーん」で終わってしまいます。

中継聞いてる方はスムーズなやり取りが行われていれば違和感ないのでしょうけど、私的には違和感だらけです。更にいうと、「質問には武器を隠しとけ」とよく言われますが、武器とは別の質問をすることだと思っている方が多いように感じます・・・

またそもそもですが、最初に質問事項を全部出して、それを深めていくのが一問一答ではないでしょうか。行政の答弁に対して再質問できないのが怖いのか、再質問まで原稿読みだして全く違う話に持ち込むのは違うと思います。通告外なので応えられませんとやらない行政の優しさに助けれているだけで、一応通常のやり取りのように聞こえているだけではないかと思います。

まぁ何をいっても一般質問の回数が他の方より少ないのは間違いありません・・・単なる発表会になってしまえば議会のレベルが下がるだけと思いますが、その回数だけが世間の評価ならば、誰も見ない委員会ではだんまり決めて、私もその発表会に参加すればいいだけですから。

ん~ 分かっていてもできないよなぁ・・・

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この記事を書いた人

赤穂市議会議員( 1974生) 山野商店・不動産営業・行政書士となんでも屋さんです。
よくわからないながらにネットを駆使し情報発信と意見集約に励んでいます!!

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