こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。
来月から決算委員会と総合計画の特別委員会が始まります。
私は総合計画の方で決算には所属していませんがちゃんと決算書は見ていますよ!
今回の決算は例年通り赤字ですが、努力の賜物すばらしい決算ではないかと思いました。だからといって余裕があるわけではないのがつらいところですけどね・・・
令和元年度収益・資本的収支
収益的収支
収入 81.2億円
支出 88.5億円 減価償却6.5億円
資本的収支
収入 11.3億円 基金から4億円
支出 13.7億円
足らずは一時借入2.5億円(一時借入残額11億)
おぉ!!と思いますよね
やはり医師確保の影響でしょうか。眼科、耳鼻科、病理診断科で常勤医確保。整形外科で3名、その他の診療科でも増員されたと記載があります。
入院が前年比7759人増と医師確保や集患活動が実を結んだと言えるのではないでしょうか。
この勢いで更なる改善につなげて欲しいですが「なぜ今コロナなんだ!!」と言いたい・・・
一般会計からお金をいれるべき?
一般会計からお金を入れるべきでは?一般質問でありましたね。
従来、「企業会計は独立採算が原則ですので、まず努力していただかないと・・・」と勿論な答弁をされていたのですが、今回は入れますと答弁されていました。
本体の償却が令和8年頃終わるようで、終わっても総額は維持するんだ(という意味での入れる)。と、言っているようにも取れましたし、経営状況を見てとか何が本当か分からない言い回しでしたが・・・
私は違いますが、市長が昨年決算委員会でおっしゃっていたように「事業を削ってでも病院を存続させるんだ」というのも一つの選択。であるならば、「市民病院は必ず存続させ市民の医療は守ります! でも市民の皆さんは少し我慢してくださいね」と、その表明や議論もなしにお金を入れて存続を図るというのは私はどうも理解できません。
まぁしかし、入れる入れないよりも
今年度、市民病院のあり方検討委員会 → 市の政策会議
と議論していますので、その結果により今後の市民病院経営の方向性が決まるのでしょう。
でもお金さえあれば、議会からお金を入れたらどうかなんて、市としてはありがたい話ではないかと思います。