こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。
どうも後援会の奥様方に大人気の国宝。吉沢亮よかったよねー♪なんて飛び交ってるのですが、まったく会話についていけません・・・これは見なければならないと思っていたところ、なんとプラットに来ているではないですか!
しかも安くなる1日の映画の日にもやってますよ♪
プラット赤穂 映画上映スケジュール
https://www.plat-ako.com/schedule/
前に映画館で見た映画はなんだろうと記憶を辿ると、おそらく007スペクターですね。セドゥさん美人でした、ミッションインポッシブルにもでてたなぁ。出世作だったのだろうかと思ったら、M.Iのが先でしたね・・
さて映画館へ行って料金表を見ると、通常価格がいつのまにか1900円ですか・・・1日の割引で1300円になりますが昔に比べるとしびれますね・・・これでは割引じゃないと行けません・・・
プラットでは一日に3回上映されてますが、最初に行こうと思っていた12:40分はめちゃ並んでいたので、昼から資料をみたり、原稿書いたりと仕事をしてから18:30分に変更して行ってきました。その時間は20人ちょいだったのでゆっくり見れましたね。
超簡単にあらすじ
さて映画の方ですが約3時間の大作です。一言でいうとなんせ色々ある映画なのですが、もう少し簡単にあらすじを説明すると、渡辺謙の息子が横浜流星、そこに吉沢亮がやってきます。お互い切磋琢磨し華々しい活躍を見せます。しかし共に紆余曲折あり成功と挫折を経験していきますが、結局は最後まで芸の道を突き進むといったもの。
見どころはこの辺じゃないかと
私の見どころはこの辺かなぁと思うのですが、渡辺謙が言うんですよね、横浜流星には「お前は血が助けてくれる」吉沢亮には「芸がお前を助けてくれる」。これがまず横浜流星には生まれ持った血筋があるにもかかわらず、吉沢亮に芸で役を取られ挫折を味わいます。その演目で成功し名声を手にする吉沢亮ですが、渡辺謙が亡くなると後ろ盾がなくなったのか落ちていきます。行方をくらましていた横浜流星が数年後に帰ってきて復活。ここは血筋によって助けてもらったような感じかな。やっぱり血筋じゃないかと芸の力で手に入れたものを失った吉沢亮が次は挫折する番。それでも芸に打ち込むことで、また認められていきます。
お互いに挫折を味わいながらも数年後に2人が揃って復活公演。大成功となりますが、その後も色々乗り越えながら最後まで芸に打ち込んでいく姿が描かれています。相反するものに対する苦悩、葛藤、でも最後は。という感じを見て欲しいかな。
踊りはよく分かりませんが、吉沢亮の時の曾根崎心中には引き込まれましたね。最後の鷺娘は、キレキレすぎて役年齢とあってないだろと思ってしまいました・・・
あと視聴者に連想させる演出で、吉沢亮が最後の方に言うんですね「見える景色がある」。途中でも雪の降る景色が浮かぶ場面が2度ありましたが、これは最初の親父の生き様なのかなぁと私は思いましたがどうでしょうか。
出囃子とキャスティングも最高
出囃子もいいですね♪ 映画館の音響で聞いていることもあるのでしょうけど結構のれる感じです。当然ですけどめちゃ上手い!歌舞伎もわざとメジャーな演目使ってくれてるのかな、曾根崎心中とか道成寺とかは皆さん知ってますもんね。三味線でも娘道成寺は有名ですけど、歌舞伎では京鹿子娘道成寺が有名だそうで、その一節なのかな・・・
あと横浜流星と高畑充希が出ていくところは、曾根崎心中の場面でしたけど、かなわぬ二人(高畑充希は吉沢亮の彼女だったから)がといった所でかけて使っていたのかと思っていましたが、最後の足スリスリの場面と合わしたんだろうか・・・あそこは泣きそうになりますね・・・
そうそう高畑充希の役が合いすぎ!影のある感じがたまりませんね。と、まぁ言いたいことが沢山あるので面白かったんだろうなぁと振り返って思います。
最後にこれを言っておこう、奥様方は吉沢亮派が多いようだが、私は横浜流星派ですね。大河で「べらぼう」やってますけど、かっこいいわ♪