こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。
12月議会途中から体調が悪く所属の委員会が終わってから病院へ行きましたが、「まだインフルの検査してもでないかなー」ってことで、咳止めとかの薬をもらって帰りましたが、夜には熱が・・・
ダメな感じがしたので一般質問原稿は担当に先に渡しててよかった、やはり翌日からダウンです・・・
たぶんインフルだったんだろうなぁと思いますけど、まぁ検査してないので分かりません。熱はすぐ下がりましたが咳が止まりません・・・もう一度病院で咳止めをもらいましたが、中々効きませんでした・・・
議会が終わってからも、スッキリすることはなく義士祭も見に行きましたがずっと調子悪かったですね・・・結局気にならなくまるまで3週間くらいかかったような気がします。
一般質問と採決
むせくりかえす一般質問
さて議会ですが結局、途中にあった議会報編集委員会と一般質問初日は休ましてもらって、その翌日の採決の日には参加しました。休んで迷惑もかけましたし、髪長くて見苦しいだけでなく、咳でお聞き苦しくてホント申し訳なかった議会でした。質問の方は基金について尋ねましたが、咳き込みながら原稿を読むだけで終わりました。傍から見ていてどうだったんだろう・・・何言ってるかわからなかったんだろうなぁ・・・
答弁では休眠基金であることは否定してましたが、あと何年使わなかったら休眠になるんだろう・・・使い道を考えているだけで休眠ではないという判断なんだろうか・・・まぁ財政がやばくなったら即取り崩すらしいから、使ってはどうかと言いましたが、この考え方だと使わないことを祈る方が正解なんだろうなぁ・・・
もったいないですが、もっと寝かせるしかないですね・・・
採決では私だけが反対
採決では特別職と市議会議員のボーナスアップ議案には私だけが反対しました!
討論は少し後から後悔しましたが、まぁ皆さん何の反応も無かったので心配することもなかったですね。
今回は国会で総理大臣のボーナスアップの採決では維新、立憲、共産が反対しましたので、地方議会においても同じようにするのかと思いましたが赤穂市で反対は私以外なし。
まばらではあるようですけど、比較的大きな自治体の議員さんは反対してますけどね・・・
反対討論
反対するときや賛成するときはその立場に立って討論というものができます。本来その理由を並べて他の議員の賛同を誘うというものですが、それよりも意見表明的に使っちゃってますね・・・まぁ使い方はともかく、短くてもいいので議会改革の一歩として皆さん討論をもっとすればいいのにと思っています。通常討論をするには事前に通告を出すものですが、経緯は知りませんが出さなくてもできるように赤穂市議会ではしていますので、せっかくそういう趣旨での取組みしてるんだし・・・
以下討論です。
私は第72号議案 議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び、第73号議案特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論いたします。
今回の人事院勧告については総理大臣のボーナスアップについて各種メディアで取り上げられたこともあり、内容については多くの方において関心があるものと思います。
本年度においては価格転嫁できた大手食品関連や、輸出中心の大企業などでは過去最高益との見出しもみかけます。しかし売上があがらないなか、コロナ禍におけるゼロゼロ融資の返済も本格化しはじめただけでなく、人手不足、物価高騰などの影響により小規模な飲食店も含め、企業の倒産件数は増加傾向にあり、厚労省のデータによると実質賃金においては18ヵ月連続で下落しているのが現状です。
つまり国民の賃上げについてももろくに進んでおらず、むしろ賃上げ倒産という言葉もあるように体力のない企業においては人件費の高騰が企業収益に大きな影響を及ぼしている現状も見逃せません。
国会の議論のなかでも、そういったことは国民の実質賃金がプラスになるまで控えるべきである、今の経済や国民生活の状況を見たときに我々がそれを受け取るということでよいのか。こういった、国民に寄り添った意見などが交わされましたが、反対は日本維新の会をはじめ立憲民主党、日本共産党にとどまりました。しかし賛成した与党においても増額分を寄付するなど苦しい対応となっているのはご存じのとおりであります。
当然こうして国で議論されていた状況は赤穂市においても何も変わりません。むしろ少子高齢化による人手不足、人件費や物価の高騰などの影響は地方の方がより厳しい状態であると言えます。
また来年度においては上下水道料金の見直しが予定されておりますが、下水道会計の決算状況を見られた方は、おそかれはやかれ市民負担を求めなければならないことは容易に推測できるものと考えます。
そうした市民生活が厳しいときにでも、市民に負担を求めなければならない、不便をおかけしなければ必要な改革を進めていけない。
そういったときであるからこそ、我々政治家は市の動向、市民の生活や感情を的確に読み取り、市民に寄り添った判断をすることが求められているのではないでしょうか。また、強いては自身の信念にしたがってそうした行動を取っていくことこそが市民から信頼される議会づくりへとつながるものと信じております。
また今回の報酬審議会の答申において、なぜ我々の存在の根幹である議員定数にまで言及されるのか考えてみました。政治家において、報酬をあげる、期末手当をあげるとはどういったことか。そういった目で市民は見ているということであるといえるのではないでしょうか。
ろくに議会改革も進まず、あてがわれた定数で、ただ業務をこなすだけでは信頼回復につながるとは思えません。そういった観点からも今回の人勧においては慎重に判断するべきであると考えます。
以上、議員各位におかれましては本討論に賛同いただけるよう願いまして当該議案に対する賛成討論といたします。