こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。
今日は民生生活委員会協議会がありました。テーマは高野産廃について
過去の経緯についてあまり知らないせいか話を聞いていても納得いく部分が少なかったんですよね・・・・そう思っていたからなのか、事業者でもないのに質問攻めにあう課長が少し気の毒に感じました・・・
結局何が問題なのか
高野の安定型処分場が産廃受け入れ開始(赤穂民報より)
http://www.ako-minpo.jp/news/13476.html
高野の産廃処分場 操業開始で立入検査(赤穂民報より)
http://www.ako-minpo.jp/news/13491.html
今年1月の始めから2回の搬入。許可を取ってから事業の譲渡が行われるなど最初の搬入まで間が空いたので、最初の搬入時においては県に報告するように県と事業者において決まっていたそう。
市と県が搬入を把握して2月6日に現地の立ち入り検査をしました。
協議会では、その立ち入り検査の状況報告を受け、質疑、最後に以前からしていた議会での現地視察の申し入れを改めてすることを決めました。
私は、同じ産廃でも福浦、梨ケ原と高野は位置づけが違うと思ってます。市内でも多く排出するであろう5品目について処分する場所であり、本来必要のない環境保全協定を結ぶということで市も設置を認めたと認識しています。
今のところ協定違反はありませんが、今回約束事の「最初の搬入においての報告がなかった」ということで本当に信用できるのかということが不安視されているのだと思いますが、少なくとも運営能力は県の許可がでていることで担保されていますし、そういった本当に大丈夫かという不安に思う面については議会もかかわったという環境保全協定を結ぶことで担保できると当時は設置を認めたのではないでしょうか。
何かあってからでは遅いと全てをつっぱねるのは許可の取消を求めることでしか方法がありません。もう許可がでて稼働しているわけですから、協定をいかに順守してもらうか、事業者の運営や水質など市がしっかりチェックできる体制はどうかを確認する程度でよかったと思うのですけど、私が感じたのは冒頭のとおり。
まぁ私は別の場所で、これらは市がすることであると言ったところ(協定は市と事業者が結んでいるので)、誰とはいいませんが議会は何のためにあるんやとか市民の不安をとらなあかんやろとか、ごもっともな御意見を御頂戴しましたので、私の意見は極極極極少数派なんだなぁとがっかりしていましたし、市や事業者を攻める気はないのでほとんど黙って聞いていましたが、市だけにまかせてられへん 議会も協定を結んで2重のチェック体制を作ろう!とかなんとか当然なるかと思いましたがなりませんでしたね・・・
あと、どうやって議会の行動で市民の不安を払拭するのかまで話し合わないといけませんでしたか・・・まさか現地視察が答えということはないと思いますので、まぁ御立派な御意見の持ち主様からいずれ提案してもらえるのでしょう
マニュフェスト
今日の話の中でよく出てきましたが、行政書士の仕事で産廃収取運搬の許可申請もたまにするのでマニュフェストの知識は少しあります。といっても排出物の流れを示すものという程度・・・排出事業者がキチンと排出物が処理されたかを確認することができるのがマニュフェスト。
廃掃法にて排出事業者に処理責任があるというところがミソなんでしょうね。
流れはこちらが分かりやすい
エプソンマニュフェスト印刷より
https://www.epson.jp/products/dotprinter/manifest.htm