どうも納得いかないことばかり、赤穂市民病院の特別委員会


こんにちは 赤穂市議 山野たかしです。

昨日は現在行われている参院選で兵庫選挙区「片山大介」候補が赤穂市で演説会をするとのことで会場の設営などお手伝いをしていました。
みんなでやると楽しいですね♪ 最後は慣れた方にチェックしてもらって完成となりました。ポスターの位置や、ちょっとした小物で雰囲気がでますね。ん~~ さすがです!!

参院選となると他党をみても中々本人がこんな田舎まで入ることはありませんが、演説会まで開いていただいてありがたいことです。しかも藤田幹事長まで・・・これは感謝を通り超えて緊張が高まりますが・・・

地方は人口減少をはじめ課題山積で財政的にも大変厳しい自治体運営をしています。国会議員の方がこうした所にも目を向けてくれるのはホント大事なことなのです。そして、もう一人の候補「岸口みのる」は地方自治たたき上げですので、ぜひ当選して地方の声を届けて欲しいと思います。
維新の会は「地方が元気にならないと国が元気になるはずはない」と地方から生まれた政党らしく、しっかりと地方自治にも取組んでもらえると私は思っています。あと少し頑張ろう!!!

目次
経営形態の移行はなぜ議論の俎上にあるんだ?
コロナ補助金を削減効果額になぜ含む?

 


経営形態の移行はなぜ議論の俎上にあるんだ?

さて今日は市民病院経営改善調査特別委員会の開催でした。
まずR3年の決算見込みの報告においては、コロナ補助金(休床補償)が約11億、赤穂市一般会計から約2.6億などの本業以外又は臨時的な収入によって約4.6億ぐらいの黒字(すいません資料は市役所なのでその辺と考えてください・・・)となりました。前年比約15億円の改善となるようです。
本業においても入院、外来共に収益を伸ばしており努力のあとが見られます。(前年度のことですが、今回の計画にあるような取組みもされたのか尋ねると単価を上げるなどとあったので、今期も期待できそうです。)

 

続いて、赤穂市民病院経営改善検証委員会の報告

ここで納得いかないことですが、経営形態の変更については市にとっても覚悟のいることと今回の検証委員会では議論されませんでした。(大前提として、2年連続削減計画の数値を達成できなければすみやかに経営形態の議論を始めるとあります。経営形態の移行に関しては数年かかるので前もってスムーズに移行できるように議論しておくものとされています。)

この大前提にあるように経営状態が悪くなったら経営形態を移行の議論を始めるということは、当然前回経営状態が悪いにもかかわらず全適のまま経営改善に取組むとやったわけですから、指定管理、独法などの決定はともかく経営形態の移行の是非については議論の余地はないはずです。

しかも2年連続で達成しなかったらスムーズに移行する体制を作るのですから、少なくとも年2回しか行われないこの検証委員会で慎重になんて悠長な事をいってたら時間がないわけです。しかも覚悟がいるから議論できないなんて検証委員会に前提が話されてないのではないかと薄く話しを振りながら「委員会はこういっているが、市は覚悟ができているのではないか」と副市長に尋ねました。

(議員から少し笑い・・・何がおかしいか全くわからなかった・・・)

にもかかわらず、副市長曰く「高度な政治的判断なので私がここで答えれるものではない」というような答弁がありました。しかしながら前段で説明したとおり経営形態の変更について覚悟ができていることは議論の余地はないはず、(議会の答弁でもなかったかなぁ・・・)少なくとも市の方針でないと、市民病院の方で、他の委員会に振ってまで経営形態の変更について意見を求めるなど進めていくはずがありません。それとも市の知らないところで市民病院が勝手にスムーズな経営形態の移行に向けて準備を進めているのでしょうか・・・わけがわかりません。

 

コロナ補助金を削減効果額に含む?

次に、コロナで得た補償を経営改善の効果額に含むとの答弁です。この削減計画を立てたときは、こうしたお金は計画には含まれておりませんでした。しかし、前回特別委員会の開催時にはR3年度分として数値として入ってきていたので、予定外のお金が入ってきているので柔軟に対応されてはと尋ねたところ、自力で目標値は達成すると力強い答弁を頂きました。

市民病院の経営形態 2年連続目標未達成なら「即座に見直し・・(赤穂民報より)
https://www.ako-minpo.jp/ktai/detail.cgi?no=16582

しかしながら今回は含んでしまうようです・・・あの答弁はなんだったのかホント残念だと率直に言ってしまいました。前回の特別委員会でも発言しましたが、私は休床補償などにより、病院を維持するだけならもう問題ないレベルにいると思っています(何もしなくてもいけるわけではありませんが)。しかし今の病院においては達成に向けて努力する姿勢が一番大事であると思っています。他の議員さんもたびたび言われていますが、赤穂市はとにかく接遇問題ではないでしょうか。自分の職場が無くなってしまうのではないか、そんな危機感を共有し改革に本気で取組むことで必ず良くなると思っていました。
そうすることで市民に信頼される、市民に選ばれる病院に必ずなれると思います。

 

昔、元大阪橋下市長が言われてたことなんですけど「民間は売上を得るために最高のパフォーマンスを提供しなければならない。でないとつぶれてしまう・・・しかし市役所は何もしなくても強制的に売上を得ているのだから最高のパフォーマンスを提供するのは当たり前のこと。」 
市役所で嫌な思いをするたびに思いだす言葉なのですけど、まぁこれが何もしなくて入ってきたら当たり前ではなくなるんですよね。人間そんなに強くはないですから・・・私の議員活動でも忘れてはならない言葉です。

話が逸れましたが、今年度の休床補償は約4.5億を申請しているそうです。市民病院の今年度の削減目標が3.5億円なのでおそらく目標は達成です。病院の努力による目標の達成には市からの繰入で応えていく。副市長は今日も含め以前からそう答えられていますので、来年度の一般会計からの繰入れについては勿論なんでしょうね♪
読み返しても嫌味っぽく書いてしまってる気がします。私だけかもしれませんが本当にこれでいいのでしょうか・・・

また、書いてて委員会ばかりでどこがどこなのかわかりにくいなぁと思いますが、一体市の本筋はどこにあるんだろう・・・

 

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この記事を書いた人

赤穂市議会議員( 1974生) 山野商店・不動産営業・行政書士となんでも屋さんです。
よくわからないながらにネットを駆使し情報発信と意見集約に励んでいます!!

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